土気高校会場で行われた一次トーナメント決定戦の船橋芝山高校戦。 2回戦、麗澤高校とのゲームででた課題を修正し、最後のフォイッスルが鳴るまで走りきることを確認しゲームに入った。フォーメーションは麗澤戦同様の4−1−4−1システム。しかし守りの要の江藤が不在の中、代わりで入った白石が体を張り、随所で相手のロングフィードを跳ね返す展開が多い。個の力に秀でている高橋を中央に配置し、そこからのフィードやドリブル突破を糸口に攻撃を仕掛ける。 前半36分、右サイドの柿崎の仕掛けによりバイタルエリアでのルーズボールを左サイドの日高が拾い、左SBの茂木との崩しでペナルティエリアエリア内に侵入したときにトリップされPKを得る。そのPKを茂木が決め先制する。後半も高橋がチャンスを演出する。後半18分、高橋が右サイドを深くえぐりクロスを送る。中で合わせられなかったが、逆サイドでこぼれを拾った戸崎が一人かわしてクロスを入れる。FW山本がニヤで合わせるがはじかれてしまう。しかしそのルーズボールを高橋が詰めてリードをひろげる。猛攻を仕掛けてくる芝山高校をGk横尾、CB大澤と白石を中心に我慢強く跳ね返し、疲れのみえた選手を何枚か交代をして、3点目を奪いに行く。しかし29分、ペナルティエリアエリア内からのクロスが運悪くハンドを取られPKを献上してしまい2−1に詰め寄られるが、最初に確認をした「最後のフォイッスルが鳴るまで走りきる」ことができ、そのまま2−1で逃げ切れた。 8年ぶりに決勝トーナメントに進出することになった。その舞台に連れていってもらえる選手達には感謝の言葉しかない。10月の決勝トーナメントに向けてしっかりと調整していきたい。 |