昨年度の新人大会が新型コロナウイルス感染症のため中止になったが、そのままのトーナメントで行われた関東大会ブロック予選。 小金高校会場で行われた、関東大会ブロック予選2回戦の対東海大学付属浦安高校戦。相手は2部リーグに所属している格上相手である。 押し込まれる展開を予想し、フィジカルで負けずに、しっかりと跳ね返して前半をしのぎ、後半に勝負をかけようと確認をした。ディフェンスラインには対人に強い白石を右サイドバックに配置をした。 前半は予想通り、押し込まれる時間帯が長かった。しかし、ファーストシュートはポゼッションから左の高橋に展開をし、そこからシュートにいった柏陵高校である。チャンスは少ないが打開できないわけではない。江藤、大澤のセンターバックがトップの11番をケアし、中盤も含めて、相手の2列目からの飛びだしに対応した結果、前半はスコアレスで終わった。 後半も粘り強く守ってカウンターを確認した。しかし、後半14分、右サイドから2列目に飛び出され、対応にいった江藤が突破されてしまい、そのカバーに行った大澤、そしてゴールキーパーの小宅もかわされ失点をしてしまう。後半20分に4−1−4−1から4−4−2へとシステムを変更し、突破力のある柿崎を投入する。深い位置まで攻め込む、コーナーキックを獲得する展開がうまれるが、中々得点に至らない。 反撃をしたいが足が中々動かない。アディショナルタイムにルーズボールを持ち込まれ、中央から突破を許し失点を喫してしまい、0−2で試合を終えた。 負けてはしまったが、格上相手に体を張り、勝負に挑んだ選手には労いの言葉をかけてあげたい。 |