柏陵高校で行われた4部リーグ戦第2節の松戸六実高校戦。 前節とメンバーの入れ替えをしたが、4−2−3−1システムで中盤を厚くし、しっかりとポゼッションをしながらも、推進力のある攻撃を意識したトレーニングを積んで臨んだ。 前半はポゼッションはするものの、攻撃が単調で相手ゴールに迫る回数は数えるくらいであり、かつ、裏へのフィードが悪く、ほとんどのフィードが跳ね返され、しかもセカンドボールを拾われピンチが多い。六実高校は、サイドバックの裏のスペースの使い方が良く、何度もセンターバックがカバーリングに入らざるを得ない展開が続く。そのような中、前半38分、プレスを受けながらもディフェンディングサードでポゼッション中にミスが起き、あっけなく失点をしてしまう。ハーフタイムで、相手ディフェンスラインを下げさせるフィードとセカンドボールの回収率を上げることを指示し後半に臨む。その後半3分、センターバックの白石からのロングフィードに日高が反応し、塩澤にスルーパス。角度のないところから決めて、早々に追いつく。セカンドボールの意識が高くなり厚みのある攻撃が増すが、後半15分にまたしてもディフェンスラインとゴールキーパーとの連携ミスで失点を喫する。突破力のある高橋をサイドに配置し、渡来を中盤に投入し打開を図る。後半33分、渡来と日高のパス交換から裏へ抜け出し、相手ディフェンダーとせりあった後のこぼれを塩澤が拾い迷わずシュートを放ち同点に。 ミスから失点をしてしまったが、2度も先攻されながらも同点に追いつけたことを評価したい。 |